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【ブログ】中殿筋を使えるようになろう
2024.10.15
【ブログ】中殿筋を使えるようになろう
皆様こんにちは。
パーソナルトレーニングジム【ビオス銀座築地店】でございます。
中殿筋の働きの中で主な働きである股関節の外転が、片足立ちや歩行時の骨盤を安定させる機能に重要な役割となっています。
中殿筋は立脚側で筋収縮し、骨盤を安定させるように働きます。そのおかげで、遊脚側の骨盤が正中位で保持されています。中殿筋は荷重反応期で筋活動が高まり、その後立脚相の最後まで活動しています。
中殿筋の筋力低下が起こると、弱化している下肢の立脚相に反対側の骨盤が下がるトレンデレンブルグ徴候と呼ばれる現象が起こります。
中殿筋の筋力低下による異常歩行は、トレンデレンブルグ歩行という立脚相で股関節が内転して反対側の骨盤が下がるものと、動揺歩行という骨盤の傾斜異常ではなく、代償的に体幹を支持脚側に振って重心位置を股関節上に近づけて歩くものがあります。
中殿筋は主に股関節の外転に働いています。また、前部繊維が股関節の屈曲と内旋に、後部繊維が股関節の伸展と外旋に働いています。
骨盤と下肢を繋ぐ筋肉であるため、下肢の動きを最大限に生かすためには重要な筋肉であるということです。ランニング、ホッピング、スキップなどで体重が左右交互に移動する運動の際に効果的に働きます。
年齢を重ねるとともに、大きな動作がなくなってくるため、意識して鍛えていかなければ筋力や機能の低下が進むというわけです。


牧口暁洸
2023年新卒 専門学校卒業
資格:アスレティックトレーナー資格予定
経験スポーツ:野球
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